何の好みかって?
好きな異性のタイプじゃないよ
服の好みはサイズの変化と共に否応なく・・
食べるものは脂っこい肉以外ならなんでもござれ
そうじゃなくて絵画の好み
元々絵の鑑賞は好きだった
ゴッホにモネにと美術館へも行っていた
50代前半までは絵画鑑賞と言えば油絵のこと
たまに日本画を観てもボリュームや力強さが感じられず
わざわざ日本画目当てに足を運ぶことはなかった
ところが50代後半くらいから
日本画もいいなあと感じるように
きっかけは安来市の足立美術館
横山大観の紅葉
日本画家の方々の数々の作品
画家本人の絵に対する思いやきっかけを読む
学芸員の解説も読んで更に納得する
精神性の高さ深さを感じることが多い日本画
日本には油絵とは異なる
日本画という確固としたジャンルがあるのだ
油絵が流れの速い急流の川なら
日本画はゆっくり流れる静かな川のようだ
いろんなものの好みが変化するよ
年齢とともに
だから生きてるのってオモシロイ
自分が次に何を好きになるのか
そんな自分に興味津々