良い本との出会いは一生モノだ ~その2~

今年になってから出会った良書

ワタシにとっての良書だから
他の人にとって感動を覚えるかどうかはわからないけど

その本は『やなせたかしの生涯 アンパンマンとぼく』著者 梯(かけはし)久美子 文春文庫
『痛快!第二の青春 アンパンマンとぼく』著者 やなせたかし 講談社

昨年の朝ドラでもお馴染み
朝ドラを見ていない人でもアンパンマンは誰もが知るキャラクター

たまに立ち寄る孫のところで絵本やままごと道具などがあるある
今でも一緒にアンパンマンのパン屋さんごっこをしてあそぶワタシ

さかのぼること半世紀?
僕らはみんな生きている♫で始まる歌
多分小学校のころから知っていた

けれど歌の意味を知ったのは随分大人になってから
何かの記事で読んだのだと思う

その時は「そうかあ 戦争体験からの詩なんだ」と思ったけれど
特にその先を知ることもなく
昨年の朝ドラでフィクションも入るとはいえ
こんなにも苦労されていたんだと知ることになった

このドラマの記憶がベースにあって
ラジオの朗読で最後の部分を偶然にも聞くことになる
聴きながら久しぶりに泣けて・・・ 
興味が湧いて図書館から借りたこの二冊の本

生みの母が去っていく生い立ちから戦死した弟や軍隊での日々
その後の売れない時代(この時代に請け負った仕事が大いに役立ったのだけど)
穏やかで優しそうなやなせさん
こんなに苦労されていたんだと知った

けれど驚いたのは
アンパンマンが大ブレイクしたのはなんと69歳の時!
シニアの仲間入りをしているワタシにとって大きな励み

そして何よりも子どもを対等にひとりの人としてみる姿勢
子どもの感性に信頼と敬意を持ち
ドキンちゃんなどを母や弟に似たキャラクターとしていつのまにか投影させ
アンパンマンを永遠の命を持つ存在として発展させた

妻の暢さんとの出会い
二人三脚で歩んだお二人の人生
そして暢さんとの終末の日々
涙なくしては読めなかった

世界のどこかできょうも戦争が止まない
こんな時代だからこそ
アンパンマンからの強く優しいメッセージが
世界中に届いたらきっと平和は来ると思うんだけどなあ

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