ユニークな作品も ~花鳥画鑑賞~

先日美術館へ足を運んだ
花鳥画が一堂に展示

五月の宮越家住宅の襖絵といい
今回の花鳥画といい
興味の向く先が花鳥風月

油絵を好んで鑑賞していたけれど
近年日本画もしみじみといいなあと思うようになった
(きっかけは足立美術館)
そして今年は花鳥画
これってどうやら人生も佳境に入ったってこと?

まあそんなわけで花鳥画を鑑賞

時代は江戸時代を中心に
展示は前期と後期で作品を入れ替え

作品は時空を超えて私の目の前に
文字通り花や樹木から山紫水明 動物まで

今回の鑑賞で一番感じたのは
鶴亀であったり牡丹であったり
吉祥画が多く描かれたということ

疫病や飢饉、地震など
原因も対策もなく不安な世の中

ひたすら祈禱や祈りに頼った時代
人々は縁起の良い絵を好んだ
というかおめでたい絵画に
少しでも世の中が平安にと
思いを託したのだろう

吉祥画の多さに圧倒されながら
そんなことを感じていたら
吉祥画の合間に
ふらっと入り込んだかのような
観ているこちらが思わず笑顔になってしまうような
ユニークな動物画

虎や鹿であったりするのだけれど
観ているこちらが思わず笑顔になってしまう
まつ毛まで描かれて思わずかわいい!と思ったアザラシや
ちょっと漫画チックだなあとも思えるも虎もいたりして

時空を超えてやってきた作品群の中にあって
一幅の虎や鹿 仏陀の涅槃図を野菜で表したものは
逆にとても目を引く作品だった
どんな時代でも
ユーモアを感じさせる作品ってとても大切

作者の意図するところではないのかもしれないけれど
(そうだったら申し訳ないのだけれど)
立派な価値ある一幅の吉祥画に負けず劣らず
今日の一枚はコレ!鑑賞して良かったと思える作品は
静かな会場内で一瞬ワタシを笑顔にしてくれた動物画だった

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